こんにちは!
恵比寿からだとこころの古内です☺️
梅雨の季節がやってくると、湿度の高さが私たちの体に様々な影響を与えます。
気温が上がり、ジメジメとした空気に包まれるこの時期は、身体のだるさやむくみ、消化不良などの症状を訴える方が多くなります。
今回は、どうして梅雨の時期になると心も身体も不調が出やすいのか?
その原因と対策についてのお話です☺️
目次
梅雨の体質チェック
梅雨はどうして体質がすぐれないの?
梅雨の不調に鍼とオイルマッサージはどんな効果があるの?
梅雨時期のセルフケア
1.梅雨の体質チェック
・身体が重だるい
・むくみやすい
・ずっと眠い、集中力の低下
・食欲がない
・お腹が緩くなる
・関節が痛くなる
ジメジメしたこの時期は、このような症状でお悩みの方も多いのではないでしょうか😖
2.梅雨はどうして体調がすぐれないの?
(1)湿度が高い
人は湿度の高い環境にいると、自分の体内の環境も外の環境に合わせようとするため、体内にも水分を溜め込もうとして、外に排出できず溜まっていきます。
東洋医学では、このような状態を「水滞」といいます。
水分がうまく排出されず、胃腸の湿度が高まり、食欲不振や下痢を起こしやすなります。
(2)気圧が低い
梅雨の時期は低気圧なことが多く、自律神経が乱れ、副交感神経が優位になりやすくなります。
自律神経には、体が活動するときに使う「交感神経」と、体をリラックスさせる「副交感神経」があります。
低気圧によって副交感神経が優位な状態が続くと、体が常にお休みモードになってしまい、だるさや眠気を感じやすくなります。🥱
(3)気温差が大きい
梅雨の時期は1日の中でも日中と朝、晩で気温が大きく変化したり、雨が降って気温が低い日もあれば、翌日カンカン照りで一気に気温が上がることがあります。
このような気温差は、体温調整をしてくれる自律神経に大きな負担がかかり、身体にストレスやダメージを与えやすくなります。そのため頭痛や疲れが出やすくなってしまうのです。🤯
3.梅雨の不調に鍼灸とオイルマッサージはどんな効果があるの?
東洋医学では、湿度が高く身体に悪影響を及ぼすものを「湿邪」と呼びます。
湿邪は特に消化器系を侵しやすく、食べ物を消化して栄養を巡らせる働きが低下するため、疲れやすくなったり、余分な水分を溜め込み、身体が重だるくなったりします😔
(1)鍼灸
鍼灸治療では、まず胃腸の働きを整え、身体の水分を巡らせて余分なものを排出させることで、梅雨時期の不調を改善します。
また、梅雨時期の気分の落ち込みにも鍼灸は効果的です!
(2)オイルマッサージ
オイルマッサージは、血流やリンパの流れを促進し、体に溜まった余分な水分や老廃物を排出しやすくします。
また、体を温めて筋肉をほぐすことで、気の巡りを良くし、身体の冷えやだるさを改善します。直接肌に触れることで、オキシトシンという「幸せホルモン」が分泌され、リラックスできるだけでなく、ストレスを緩和する効果もあります。
4.梅雨時期のセルフケア
(1)曇っていても雨が降っていても朝日を浴びる
朝起きた時に太陽の光を浴びると、体内時計がリセットされるので、身体がスムーズに活動モードに切り替わります。
曇っていたり雨が降っていても、太陽の光は届いています☀️
起きたらカーテンを開けて、朝日を浴びましょう!
(2)湯船につかる
梅雨時期はどうしても身体が余分な水分を溜め込み、冷えやすくなります。
お風呂に浸かることで、汗をかいて余分な水分を排出し、身体も温まりリラックスできます。🛁
(3)梅雨の不調を改善してくれる食べ物を食べる
・発汗を促す食べ物
→生姜、シソ、ネギ、パクチー など
・利尿を促す食べ物
→もやし、きゅうり、スイカ など
・胃腸を元気にする食べ物
→香辛料(唐辛子、黒胡椒、シナモンなど)、よもぎ、とうもろこし
(4)アロマを使う
→ミントやシトラス系の香りは、気分をリフレッシュさせ、湿気で重く沈んだ気持ちを和らげる効果があります。
まとめ
不調が出やすく憂鬱な気分になりがちな梅雨ですが、雨の音にはリラックス効果があったり、お肌にとって最適な湿度で、1年で一番お肌に優しい季節と言われていて、実はいいこともたくさんあるんです!😳
また、鍼灸やオイルマッサージなどのケアを取り入れることで、湿邪の影響を和らげ、快適に過ごす事ができます。
日常生活でもできるケアを意識しながら、体を労わりつつ梅雨を乗り切りましょう!
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